白馬岳・杓子岳・白馬鑓ケ岳

2932m     2812m     2903m

2003.7.11(金)〜7.13(日)

7.11(金)   磐田(17:00)-白州道の駅(21:30)

7.12(土)  白州道の駅(4:00 4:30)ー猿倉(6:10 6:30)ー白馬尻(7:25)ー
        葱平(9:15 9:30)−白馬山荘(11:10)ー白馬山頂(11:25 11:50)ー
        杓子岳(13:30)ー白馬鑓ケ岳(14:10)ー鑓温泉(16:15)

7.13(日)  鑓温泉(5:00 5:20)ー小日向ノコル(7:10)ー猿倉(9:00) 

7.11(金)  天気予報での、雨の確立が高く、迷った末出発。この日は、昼間から異常な眠たさが
        あり、会議の司会をやりながらも、つい睡魔に襲われた。
        車の運転をしていても、いつもにない眠たさがあり、予定の猿倉には行くことができず、
        相当手前の道の駅で、寝る。シュラフを忘れたので、ザックの中のツェルトに包まる。


7.12(土)  本当に疲れていたようで、熟睡し、目が覚めたのは4時。予定より大幅におくれてしまった。
        猿倉では登山者の車が何台か止まっていたが、天気のせいもあり、最盛期よりは
        ずいぶん少なめであろう。

        雪渓を登り始めて、直に、霧雨がひどくなりカッパを着ての行動となる。
        6月28日の豪雨の影響で、土石流によるルートの崩壊が激しく、従来のルートは通行
        不能。新たに左ルートが確保されていた。
        この左ルートは杓子岳からの落石があり、従来のルートより危険とのこと。

        雨とガスのため、白馬ピストンで下山を覚悟していたが、葱平あたりより、天気回復し
        展望少しあり。

        白馬山頂から杓子岳・白馬鑓ケ岳の姿がくっきり見え、あの稜線を歩きたくなり、
        行くことに決定。明日は天気が一層崩れることが予想されたので、鑓温泉泊とする。

        稜線はお花畑が満開で、疲れを感じることなく花の旅を満喫する。鑓ケ岳の手前で
        雷鳥の親子に出会う。生まれてまだ間もないくらいの大きさで、ヨチヨチと歩く姿が
        可愛らしかった。
        
        稜線から鑓温泉への登山道は何箇所か崩壊しているところあり。雪渓を何度か渡ると
        お花畑で有名な大出原につくが、チングルマが満開で、とても綺麗だと思ったが、
        最盛期はそれ以上の見事さとのこと。

        鑓温泉は、本日から営業開始とのことで、宿泊者は少なかった。雲上の露天風呂に
        ゆっくり体を休める。至福のひと時を過ごす。


7.13(日)  鑓温泉から雪渓に下りるルートがわかりづらく、昨日この道を登ってきた、登山者に
        尋ねながら下る。雪渓を何度かトラバースすると小日向ノコルにつく。ここには水芭蕉の
        群生があり、丁度この時期、満開であった。水芭蕉との出会いは予想していなかった
        ので、新鮮な感動であった。
        下山後、猿倉から、直のところに「白馬八方温泉」と言う露天風呂で汗を流す。

        今回の山は温泉とお花を堪能した山行であった。

白馬大雪渓

白馬岳山頂

杓子岳・白馬鑓ケ岳

稜線のお花畑

白馬鑓ケ岳山頂

鑓温泉

2003年

小日向の水芭蕉